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30歳のバースディを海外で迎え、またとない素敵な思い出

エッグドナー体験   Sさんより

私がエッグドナーという言葉を知ったのは半年ほど前のことでした。当時私は震災などの影響もあり、なにか人のためになれる事はないか?と思いパソコンに向かっていました。
全く関係の無いところにエッグドナー募集の文字を発見しました。何だろう?と思い開いてみると今まで自分が考えたことも無かった様々な苦労をされているご夫婦の存在や、エッグドナーの果たす役割を知り、正直衝撃を受けました。
それと同時にもし、選んでくださる方々がいらっしゃればぜひお手伝いしたいと思いました。それは今しかできないことであり、特に私は29歳になっていたのでとてもタイムリーな機会と感じました。

バンコクにて採卵。思っていたほど辛くはなかった滞在期間

それから数ヶ月してお電話をいただき、エッグドナーとして本格的に動くこととなります。国内での血液検査を終え、ピルの服用が始まりました。私はピルは始めてでしたが、大きな副作用などなく、多少疲れやすい、胸が張るといった程度の症状でした。担当の方から定期的にご連絡をいただき、このときは大きな不安もなく過ごしました。
日程が決まるとようやく、自分がしようとしている事の大きさに気づきました。

見たことも聞いたことも無い誰かのために、行ったことの無い知らない国に一人で行こうとしている。。
このとき初めて不安を感じました。(遅いかもしれませんが;)それからは出来るだけ滞在期間に何をして過ごそうか、旅行グッズや本などを買い楽しい事を考えてすごしました。

ご連絡をいただいていた通り成田からバンコクまで無事に着き、いよいよ検査と注射がはじまります。現地スタッフの方や先生方もとても感じがよく親切にしてくださり、病院もとても綺麗で心配なことは特にありませんでした。
携帯電話を持たせていただき、なにか心配なことなどあれば連絡することが出来ましたし、毎日の注射はほんの少し憂鬱でしたが、問題なくクリアすることができました。私は何かと薬など効きやすい体質なので、お腹の張りは普段の生理以上にあったと思います。順調に育ってゆき採卵の日がきまります。最後の注射と8時間の絶飲食が始まり予定通り病院へ向かいます。私は夕方の採卵だったので、朝食はホテルで取りそのまま絶飲食に入りました。

特にやることも無かったので寝てすごしました。思っていたほど辛くはなかったです。緊張していたのか少し麻酔の効き目が遅かったですが、自宅で寝ているような感覚で目が覚めました。(笑う)あ、そうか、もう終わったんだな。てかんじで少し痛みがありましたが、お薬をいただいて飲みしばらくしたら歩けるようになりました。少しボーっとしていましたけれど。
その後お昼ぬきだったので、いただいた食事はおいしかったです。私はとれた数が多かったようで、水分の制限と卵白の摂取をするよう指示がでました。最初は水分の制限がキツく感じましたが、わりとすぐ慣れました。

お腹の張りは帰国してからも少し続き、痛みは三日目くらいにはだいぶ感じなくなりました。それまでもいつも痛いわけではなくて、座ったときや、姿勢を変えたときなどで落ち着くと感じなくなっていました。帰国後もしばらく水分制限と卵白を摂取して過ごしました。採卵から一週間、もう何の障害なく普通の生活ができています。

家族やパートナーへの理解

それから、別な問題ですがドナーとして採卵を受けることを家族やパートナーに話すかどうか?私は隠し事が苦手でどうせバレてしまうので、家族にもパートナーにも話しました。何かメリットがあるのか?とかやっぱり心配はしてくれていました。パートナーにはずいぶん過酷なことをするな。といわれましたが、自分が正常かどうかも分かってむしろ良いとアピールしたところ理解してくれました。しかし、そういったケースばかりではないと思うので、話さないと決めるのも一つの方法だと思いました。

一組でも多く、待望の赤ちゃんを授かることができますように

帰国してから思うのは、やっぱり受精卵ができて元気な赤ちゃんがご夫婦に授かればいいなあ。とそればっかりです。現地での滞在もあっと言う間で楽しい思い出になりました。
私は帰国の前の日が誕生日で30歳のバースディを海外で迎えることとなり、またとない素敵な思い出となりました。私にとっても新たなスタートとなり、とてもタイムリーで絶妙なタイミングで依頼を受けられましたことを感謝しています。
なに一つバランスを崩してもうまくいかなかったはずです。

沢山の方々にお世話になり、果たすことができました。依頼を受けてからは、自分だけの体ではないという自覚が芽生え、できるだけ体に負担とならないよう心がけました。依頼してくださったご夫婦をはじめ、スタッフの方々、現地でお世話してくださった現地スタッフの方や、先生方、一人一人に感謝しています。また、一組でも多く、待望の赤ちゃんを授かることができますよう心からお祈りしています。

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